つかさや旅館の孟宗料理の内容について
春の湯田川温泉といえば、やはり孟宗です。
さて、お料理の話に。
今年も、掘りたての孟宗をたっぷり使った「孟宗尽くし」のお料理をご用意しております。若旦那が、一本一本の孟宗を見ながら、つかさや旅館らしいおいしい食べ方でお出しします。
まず最初は、やわらかな姫皮とうるいの酢の物。掘りたての孟宗だからこそ味わえる、みずみずしくやさしい甘みです。姫皮は皮つきで茹でるからこそ食べられる部分です。

根元に近い部分を使った孟宗のきんぴらは、歯ごたえと甘みがダイレクトに感じられる一品です。
さらには自家製のばんけ味噌と和えた孟宗も本当に春の味わいです。

続いては、つかさや旅館の定番。若旦那が先代女将から引き継いだ孟宗汁です。
酒粕と味噌で二日かけて仕込む名物の孟宗汁。庄内では「春が来たらまずは孟宗汁」と言われますが、当館ではさらに酒粕を加え、まろやかで奥深い味わいに仕上げています。お椀のふたを開けた瞬間に立ち上る香りだけで、お腹が鳴ってしまうかもしれません。

羽黒山の麓で、庄内柿を食べて育った山伏ポークと合わせた若竹鍋も、この時期だけのお楽しみです。やわらかな豚肉の旨みを、孟宗が吸い込み、鍋の中で春のごちそうになります。
そして今年ぜひ召し上がっていただきたいのが、「2時間かけて焼いた孟宗の丸焼き」です。
オーブンでじっくり2時間焼くことで、外は香ばしく、中は驚くほどやわらか。ひと口食べると、孟宗そのものの甘みと香りが口いっぱいに広がります。「筍ってこんなにおいしかったのか」と感じていただける一品です。


ほかにも、白醤油と魚醤で仕上げた孟宗のから揚げ、香ばしい味噌田楽、孟宗を挟んだサクラマスの照り焼きなど、一本の孟宗からさまざまな表情を引き出しました。味噌でじっくり煮込んだ身欠き鰊と孟宗は、庄内ならではの郷土料理。昔ながらの春の味わいです。
さらに人気なのは田楽です。

締めは、湯田川生まれのはえぬきで炊き上げた孟宗ごはん。湯田川温泉のお湯で芽を出し、金峯山の伏流水で育ったお米です。孟宗の香りをまとった炊き込みごはんは、最後の一口まで春を感じさせてくれます。

孟宗の季節は、本当に短いものです。山の様子を見ながら、その年、その日、その時だけの味をお出ししています。
「今年の孟宗、食べに行こうか」
そう思っていただけたら、とても嬉しいです。
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昨日、小さな一本が掘れました。
その一方で、イノシシにだいぶやられています🐗
悔しいですが、仕方がありません。今後、イノシシとの争いは続いていくことでしょう。


